自分が子供の頃に読んでもらい、今は自分が子供に読んでいる絵本、皆さんはありますか?
私は「ぐりとぐら」がそうです。
知らない人がいるの?というぐらい有名な絵本ではないでしょうか?
今回は、この「ぐりとぐら」について紹介していきます。
[topic color=”pink” title=”絵本情報”]
- 作:中川李枝子
- 絵:大村百合子
- 出版社:福音館書店
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あらすじや内容は?
この物語の主人公は野ネズミのぐりとぐらです。
ぐりとぐらは食べることと料理をすることが大好きです。
ある日、2匹は森で大きな卵を見つけ、カステラを作ることにしました。
大きな卵を、始めは持ち帰ろうとしますが、2匹には大きすぎて持ち運べません。
そこで2匹はその場で調理することにしたのです。
調理をしていると、匂いにつられて森の動物たちが集まってきて…
というお話です。
この絵本の対象年齢は3歳からとなっています。
うちもぐりぐらを持っているので2歳の娘に読んでいますが、3歳未満でも充分楽しんで読んでいます。
理由は、色々な動物が出てくるからです。
私自身この絵本の魅力は、ぐりとぐらのほのぼのとした生活模様だと思っています。
また、ぐりぐらぐりぐら…と、リズム感のあるフレーズも魅力的です。
よって、3歳からと書いてあるものの、もっと小さいうちからでも読める本ではないかと思います。
子供の反応や感想も
私一個人としての感想は、難しくない内容なので、読んであげやすい絵本だと思います。
世の中の反応としても、やはりかなり有名で人気な絵本なので、レビューも478件中392件が星5つという高評価を得ています。
レビューが478件もあることにも驚きですが…
でもそのレビューの内容とは?
どのような反応があるのか、レビューをいくつか紹介します。
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この2つは子供の反応です。
うちの子と同じ、2歳の子へ読んであげたというものですが、やはり動物が出てくるのが楽しいようです。
色々な動物が出てくるので、話し始めた2歳ぐらいの子が動物の名前を言えるように練習するのにも最適です。
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次の2つは親の反応ですね。
自分が読んだことのある好きな絵本だったから、という理由で贈る人も多いです。
私も実家にぐりとぐらはありました。
内容は覚えていなかったけれど、ぐりとぐらの名前と絵、「ぐりぐらぐりぐら…」というフレーズは覚えていました。
また、このレビューは年齢別でどれだけの方が評価をしているかというのがわかるようになっています。
私たち、現役で育児をしている世代は、子供の時に読んだからという理由で自分の子供に買う人がいます。
しかし、私たちの親=おじいちゃんおばあちゃん世代の人たちも、私たちに読んだことを覚えているので、今度は孫に読んであげたいと、ぐりとぐらを贈る人もいるようです。
実際にうちの娘が持っているぐりとぐらは、私の母が懐かしいと言ってプレゼントしてくれたものです。
そのため、レビューには20代~50代以上の幅広い世代の方がいます。
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50代以上の方のレビューを読むと、やはりお孫さんへ贈ったという方が多いですね。
孫に読んであげたくて楽しみにしていたのに、届いた時には帰ってしまった後だったというおじいちゃんのレビューにはなんだか切なくなりました。
でも、それだけ長い間愛されてきた絵本だということがわかります。
一方で、評価の低い意見としては、2歳の子に贈ったがまだ早かったというものが多かったです。
私のように、2歳の子でも動物が出てきて喜んだからまあいいかと思う人もいれば、やはり物語として楽しんでほしいという人もいますよね。
感じ方はひとそれぞれなので、うちはこういう反応だった!という、反応を楽しむのも良いかもしれません。

参照:www.ehonnavi.net
ちなみに、絵本の読み聞かせは、ママやおじいちゃんおばあちゃんというイメージを持つ人もいますよね。
寝る前の読み聞かせの時間に、パパが間に合わないこともあるからです。
しかし、上に載せたように、読み聞かせをしたパパのレビューもありました。
お仕事で忙しいパパだけど、子供を喜ばせるのはママよりパパの方が上手という家もあるのではないでしょうか。
レビューを読んでいても、パパは絵本の読み聞かせ一つでも喜ばせる方法がわかっているんだなあという印象を持ちました。
まとめ
今回は、ぐりとぐらについて紹介しました。
ロングセラーのこの絵本は、何世代にも渡って読まれていますね。
そのため、多くの人が読んだことがあり、内容を覚えていなくても絵やカステラ、ぐりとぐらの名前はしっかり記憶している人が多いです。
その記憶から、また次の世代へ贈る人が多い絵本で、たくさんの人から愛されています。
このぐりとぐらのシリーズは色々出ているので、この絵本を気に入った子には他のシリーズも読んであげると良いですね。
私も2歳の娘には、定期的に読み聞かせをしてその時その時の反応を楽しんでいきたいと思います。