保活、保活、と世間は騒いでいますが実際のところ保活って何から始めるべきかわからないというママも多いですよね。
そんなママさんにまずオススメしたいのは地域の保育園をピックアップして事前見学に行くことです。
私も始めは何から手をつけようか途方に暮れていましたが、そんな私のお尻を叩いたのはママ友の存在です。
当時まだ出産前だった私が、その友人(1歳・3歳のママ)から聞いたのは「保育園入れたのは良いけど思ってたのと全然違う…見学しておけばよかった」という言葉でした。
そんなことってあるんだ~じゃあ見学ぐらいは行っておこうかな、と思ったのが私の保活の始まりだったのですが、結果これがとても大事だったのです!
私の体験談や周りの意見をもとに保育園の事前見学についてポイントをまとめてみたので、ぜひチェックしておいてくださいね。
〜もくじ〜
保育園の事前見学は絶対!

基本的にどこの保育園でも、入所の時期に関わらず1年中、事前見学を受け付けています。
もちろん赤ちゃんがまだ生まれる前のプレママでも大丈夫ですし、実際に預ける予定のお子さんと一緒でも大丈夫です。
私は正産期に入ってから近所のウォーキングもかねて保育園めぐりをしました。
毎月、見学日を設定している園もあれば、随時開いている日程に来てくださいという園もありますので必ず電話で問い合わせてみましょう。
見学をしなければ申し込みできないとか、保育園の申し込みの点数に関わるということは一切ありません。
ですがこの見学をしておいたほうが絶対に良い理由がいくつかあります。
まずはその理由を知っておいてください。
大事な子どもを預ける場所
わかってはいるものの、子どもが生まれてからその大変さや思った以上に目を離せないことに気づくというママも多いですよね。
思いもよらないことをするしいつの間にか怪我したり転倒したりと本当に気が休まらないものです。
それだけ大事な存在だからなわけですが、その大事な子供を預ける環境です。
平均的に朝9時ごろから夜6時ごろまで、起きている時間のほとんどを子どもはそこで過ごすことになりますよね。
私はラッキーなことに出産前に行けましたが、これがまったく見学していなかったらもっと悩みは多かっただろうなと思います。
あとから「聞いてない」を防ぐことができる
冒頭で話した友人は下の子を保育園に入れる際に、上の子の経験があるのである程度こんなものかと思って見学に行かなかったそうです。
ですが上の子と同じ園には入れず、第4希望の少し離れた園に決まり、その園が手作りグッズを推奨したり、保護者も参加の行事が高頻度だったりとかなり負担の大きな園だったそうで、フルタイム勤務でしかも手芸も苦手な友人はかなり大変な思いをしたとか。
結局転園も難しく通い続けていますが、同じ区内でも園によって特色はかなり違います。
だからとって「聞いてない」で済ますわけにもいかないので、事前にある程度園の雰囲気はつかんでおきましょう。
ボンヤリしていた希望がハッキリしてくる
保活激戦区であればあるほど、保育園を選ぶ余地なんかないわというママも多いかと思います。
その他にも、保育園の教育方針と言われてもピンとこないという人も居るかも知れません。
私はまだ出産前だったこともあり、あまり園への希望などは考えていませんでしたが、いくつか見学することにより「どんな園に入れたいか」逆に「これだけは絶対に嫌」というポイントも分かってきたのです。
私の場合は
- 登園距離は遠くてもOK
- 手作りグッズは極力なしで
- フルタイム復帰希望なので行事や懇談は少なめ
- 園庭はなくてもOKなのでしっかり体を動かして遊べる園が良い
ということを基準にして選ぶことにしました。
ココを見よう!保育園見学でチェックすべきポイント

結局私は区内9か所と隣の区の4か所の合計13か所の保育園を見学しました。
その中で気づいたことや周りのママに聞いたことをもとに保育園見学でチェックすべきポイントをご紹介します。
設備でみるべきところはどこか
保育園もどんどん進化していて、一番驚いたのはなんと保護者のパソコンから子供の様子をリアルタイムで見ることが出来る園があったことです(笑)
本気で心配なお子さんとか、慣らし保育の間のママもこれなら安心ですね。
設備面ではどこに重きを置くかが大事になってきます。
園庭がなくても園内の階段や遊具で思いっきり遊べたり、床に傾斜をつけてハイハイの力を養えるように工夫している園もあります。
おもちゃや絵本が月齢・年齢ごとにきちんと用意されている、ボロボロになっていないかなどもチェックしてみましょう。
加えて、防災対策についてもチェックしておきたいところです。
私の住んでいる区では、消防署のすぐ近い園とそうでない園の防災対策はかなり差があるように感じました。
掃除が行き届いているか
園内が清潔かどうかは、衛生面からもそうですが保育士さんの余裕があるかどうかも関係してくるものです。
お部屋や園庭、トイレなどももちろんなのですが階段や天井、廊下の壁などのちょっと手薄になりがちなところがキレイなところのほうが、先生たちにちょっと心の余裕があるように感じました。
もちろん一概には言えないのですが、ちょっと目を向けてみても良いでしょう。
持ち物について
実際に登園が始まると毎日のことになります。
持ち物はとっても大事!
手作りグッズはどれぐらい必要なのかも大事ですが、毎日の持ち物のボリュームも園によってかなり違います。
多くのママが保育園に送ってそのまま仕事に出るかと思うのですが、抱っこ紐やベビーカーを置いていける
園もあれば必ず持ち帰って、お迎えで再度もってくる園もあります。
お昼寝用の布団が安価でリースできる(月額300円程度)園もあれば、毎週必ず持って帰る必要があったり、使用済みのおむつを捨ててくれる園、布おむつ指定の園など様々。
実際に仕事に行く前後で持ち歩くことを考えて持ち物などは確認しておきましょう。
私が決定した園は、その他の条件はクリアしたのですが残念ながら布団は毎週持ち帰りです。
なのでこのお布団にしました。
実際毎週持ち帰るとなると結構大変です。
オーガニックコットンというところと洗濯機で丸洗いできるというところにひかれたのですがこれが思った以上
に大正解でした!
1枚当たり0.6㎏とかなり軽量だし、持ち運び用バッグがついているので意外と登園時には持ちやすくて
重宝しています。
柔らかいのにへたりにくいし、洗って干したら新品の時と同じようにフカフカに復活してくれますよ!
預かり時間も園によって違う
時短であれば8時間、標準なら11時間の保育時間がほとんどだとは思いますが、その細かい部分は園によって違います。
仕事する際にその時間で可能なのか、延長保育は行っているのかなどもほとんどの園が案内資料を作っているのでもらっておきましょう。
見学時にはどんなことを質問すれば良い??
見学を行ったあと大体の園が質問事項を受け付けたり園の詳しい資料を説明してくれる時間を取っています。
ここで申し込みの有利不利が決まるわけではないのですが、園と保護者の間ですれ違いが少ないに越したことはないので色々質問しておきたいものです。
実際に私が質問して役に立ったことをまとめておきますね。
1・保護者参加の行事はあるか
仕事しながらこれは中々大事なポイントです。
月一ペースで休みの日が行事になったり、懇談がしょっちゅうあると最初は良くても数年通う保育園ですので
段々大変になってきます。
送り迎え以外にどんな時間的負担があるか知っておきましょう。
2・正社員・パート?ここ数年の入園状況
その園に通うママたちがどのような状況か知っておくと申し込みの参考になることもあります。
私の場合は家から一番近い園は、その近くの大きな病院に勤める社員ママが多くかなり点数が高く競争率も
高いということが話のなかでわかりました。
やはりここ数年は0歳の入園もかなり枠が厳しいですが、パートでも勤務時間が長ければ可能性はあるかも、とのこと。
こんな風に市役所の窓口では絶対わからない情報もさりげなく聞けるのが良いですね。
3・既存ママがどうやってやりくりしているか
延長保育がない、手作りがグッズが多いなどの一見して大変なことに対して、現在登園しているママたちはどうやっているのか聞いてみるのも良いですね。
延長がなくても多少の時間は見逃してくれる、とか手作りはママ同士協力しあっているなどの解決策が見つかれば園の選択肢が広がるかも知れません。
まとめ
保育園、見つかるのかな、とか預けることに対しての不安や復帰することへの不安も沢山ありますが、実際に見学に行っているとそんなことも忘れそうなほどにちょっとワクワクしてしまうような園も沢山あります。
園の教育方針も大事ですが自分がしてほしい保育がハッキリしてくると、保活も更にスムーズに進むようになるので見学は本当にオススメです!
事前にある程度、どんなところを見るか、質問することも用意しておくと更に内容の濃い見学になるので、準備してみてくださいね。